星霜軒の第15回月釜「万緑の茶会」を無事に終えました。
夏日の昼に、またご遠方より、生まれたての小さな小さな宇宙を訪ねてくださり、ありがとうございました。
昨日取り付けたばかりの緑の艶やかな枝折戸、青々した塵穴の箸、真新しいじょうろ(笑)、満面の笑みでおでこを日焼けしながら露地をガイドする主人…
塀から始まり、生け垣、植木の種類、新たに東側に開いた門、その踏み石、延段(のべだん)の石ひとつひとつにまつわるエピソード…いつまで暑い外にいるのか(お客様が倒れないか)と心配になるほど。
後の写真を見て、みなさまが笑顔で安堵しました。
庭は宇宙
露地は茶室の一部
床は、青山緑水にしました
これが我が家ですね
花は姫緋扇とつくばね鉄線
東大寺の古瓦に生けました
百万塔の香合
菓子は大好きな季語から「翠さす」井上豪製
お茶は「群鶴の白」伊藤園詰
優しい皆様にお付き合いいただき、夢見た好日を頂戴しました
