星霜抄 ~家に在り 花に感謝~

星霜抄
 ~家に在り 花に感謝~

第63回目の月釜
春屋宗園の言葉茶会を終えて

ご来庵ありがとうございました
傳理荘(オンライン)は大勢をお招きできて
あたかも維摩の方丈を想わせる(笑)

お礼の気持ちをまとめる間なく
たくさんの感想や感動を
潤いある美しい言葉でいただき
感謝感謝の雨霰 のち雷
ここは『一黙』…お許しください(笑)

明けて今日は
かの人のご命日です…

春屋の法語の軸に
利休作の竹花入を

自分たちも滅多に出さない花入
昨日は宗浩が大平の無双釘に
今日は宗光が柱に掛け床に置き
花を入れ露を打たせて頂きました

茶会の床とは枝物を替えて
梅の紅千鳥と加茂本阿弥椿

 梅ヶ香や 龐も維摩も引寄せて
    (ほう) (ゆいま)

懐石撮影に数粒使った丹波大納言
茹でた残りは…

  残材が善哉となり宵の春         (句笑 まつらひかり)

疲れは宇宙の彼方に吸われ
優しさと美しさに囲まれています

お茶は本当に……
いいですね

追伸
吉森宗陽(洋子母)遺愛の着物
桜の絞り染めと唐織の椿の帯 
久しぶりに袖を通しました
今春の記念に…
お義母さんありがとう