池坊専好と小堀遠州 鎌倉綺麗さび茶会 

鎌倉にある旧一条恵観山荘
明日からの「池坊専好と小堀遠州 鎌倉綺麗さび茶会」に一足早くお招きいただきました

四代 池坊専好による立花の間
十三代遠州流家元 小堀宗実宗匠による
濃茶席と薄茶席
辻留による点心席
一条恵観公の書を拝す展観席

詳しく書けませんが
時空の旅に
ゾクゾクする場面が多数ありました

母と吉森と三人で
一壺天(ユートピア)に遊ぶ一日

宗実宗匠のお点前で練られたお濃茶を
家族で手送りする豊かさ…
甘露という言葉の意味が
体に深く落ちて行くのを
じっくりじんわり感じていました

客としてもてなされることが
こんなに楽しく幸せを感じるのかと
今更ながら改めて感じ入りました
その場を去りがたい気持ちに…

至福の時をいただきました
本当にありがとうございます

昨年、一昨年と、この国指定重要文化財茶室で
それぞれに席を持たせていただきました
母の席
夫の席
私の席
それらが素晴らしい庭園で繋がれていた日
夢のようでした

恵観山荘は寛永年間の宮廷文化の薫る舞台
時を経ても人の歓び楽しみの本質は変わらない

お茶をやっていてこそ、与えていただいた場と時間でした