木曜日の昼下がりに茶会へ 「初心者の為の茶道教室」

木曜日の昼下がりに茶会へ

稽古のない木曜日

支部が担当した「初心者の為の茶道教室」
その修了記念茶会にお呼ばれで
社中で二番目に若いお弟子さんと吉森と三人
親子みたいな(笑)デートしてきました

毎回、この「初心者…」の修了茶会にはできるだけ寄せていただくようにしています

初心の輝きに満ちた茶会
一生懸命の空気が張りつめていて
そこに注がれる指導の先生方の慈愛の眼差し
茶会の佳さに満ちているなと
これに来ると元気や優しさを貰えます

それはいじりすぎないシャッキリした素材に
優しい旨味出汁の効いた
素朴で極上の懐石料理に通じます
体がじんわり安らぎます

この度は長年密かにお慕いする
大好きな先生のお話もうかがえて
会議や式典でご挨拶しか機会がなかった私は
本当に嬉しく忘れがたい日になりました

水天宮のロイヤルパークホテル
茶室は5階の屋上庭園にある耕雲亭
はらりはらりと桜が降る露地でした

ここは八年くらい前に一度
席をかけたことがある懐かしい場所

あれは不思議な催しでした

昔昔の職場のサンケイリビング主催イベントで
当時の職場の会議所の繋がりから
京都商工会議所の方も協賛してご一緒に
まだ立ち上げたばかりの国際野点協会の発足時の仲間たちで
数千名規模の浴衣イベントのオプションとして
来場者を別世界のお茶会に招くという
粋なお仕事でした

その日の顔ぶれは半生の走馬灯のように
あちらこちらのご縁が結び合い
ビルの上の一壺天に集う
お茶だからできる融合、融和
思えば私の人生の果実はいつもそうした
掛け合わされて生まれた新しい果実のようなものかも知れません

詳細を思い出そうとしても朧気で
吉森から「僕もいたよ」と言われるまで
思い出せませんでした(笑)

茶会のあとはロビー階のレストランで
アフターしながらおしゃべりが花盛り

期せずして
リゾートのように穏やかな一日を頂きました
ありがとうございます✨