~1.プロローグ編~
心吸われそうな青空に
まだ緑を帯びた銀杏の黄葉
瞬く間に過ぎ行く青春のお茶を
たっぷり目に写し
ほんの少しカメラに納めに
青さが好きな茶友と
半日を南大沢に遊びました
世代交代の早い学生の為に
何編かに分けてアルバムにしておきます
(学園祭への協賛社一覧の看板も(笑))
都立大が首都大になり都立大に戻っても
変わらずつづく茶道研…☺️
しかし中身は一瞬一瞬
全く違う輝きに満ちています!
~2.本席 茶箱席~
今年のテーマは『行雲流水』
とらわれない心でお茶の喜びを表現したいと
本席は、茶会では初めての試みという茶箱
おりしも東山魁夷展のさなか…『谷間』写し
お菓子や香合
随所に水の流れを感じる席
嬉しいのは
部員の父兄(といっても、お母様とお婆様たち)の方たちと一座できたこと
寄り付きでは、ご本人の居ない間に、幼少時代のエピソードまで聞いてしまって❗うふふ(笑)
ますます親戚のおじさん、おばさん気分ですが
部員一人一人が、なおいっそう、個性豊かに輝いて見えました✨
本当に一年は速い…
年に四回の茶会も、二度の合宿も
美しく自然と
茶道具と
お点前に取り組む姿と
行く雲や
流れる水のように
過ぎていきながら
かつ目の前に在る
ピシッと決めつつ笑顔のゆとりを持つ三年生
きびきび働く二年生
かわいい千鳥たちの賑やかな小舟が
愛しく美しく元気に旅立っていき…
波の向こうにまた次の舟が来る
~3.一年生による新しいシンクロ点前~
今年のもうひとつの試みは
一年生によるシンクロ点前の席
五月の三井ホールでメジャーデビュー?した
三年生男子により口伝
ラヴェルのボレロから一変!
雅楽で来るとは、、、
一本取られた気分です🍀
水屋のない部屋を舞台に
巧みさとサプライズ満載の茶席に
総礼後は拍手喝采✨
結界は建築学部の部員の手作り
靖子句
『日燦々落ち葉燦々一壺天』の短冊
別世界を見事に造り出した創造性豊かな席
半東や運びもピタリと揃って
一年生のチームワークに
未来への期待が膨らんで
胸がいっぱいになりました❗
私と同世代が多いお母様方とは、
同級生みたいな気持ちになりました(笑)
『大学に入ったら、アスリート系のサークルで一気飲みとかするかと心配していたのに、茶道部に入ったっていうから本当に驚いて、嬉しくて嬉しくて…』と言うお婆様の言葉が耳にこだましています✨☺