東京国際フランス学園での茶道体験授業

春の恒例3月15日は
東京国際フランス学園での茶道体験授業でした
今年は日本語クラスの小学生を対象にしました
(本当はもっとたくさんやりたい)

昨年に続き、フランス学園前の紅葉中学の茶室をお借りしました

この日の軸は『柳緑花紅』
なんですが…
子供たちに何と読めるか尋ねたところ
『柿様花火』と読めるそうで、なるほど、と思いました(笑)

~柿サマ、花火🎆~
さて私たちは子供たちからの公案?に
どんな禅味を見いだせるのか…
何年かかっても構わないから必ず見いだすゾ

『色も姿も様々だけど、みんな違って、だからこそ、みんないい、ですね🌸』と語る吉森に
膝詰めで食い入るように
目を輝かせながら大きく頷く
天使のような生徒たち

本当にきらきらと美しい
その輝きを水面に写すがごとく
話す側もきらきら照らしあっている

これこそ、真面目(しんめんもく)なのかな

ご挨拶、お点前のデモンストレーションから、床の間鑑賞、質疑応答(一番熱く盛り上がりました)、茶筅振りとお茶のいただきかた…

正味一時間に盛りだくさんでしたが
32人と先生2人、みんながお茶を点て、喫することができました

毎年の社中スタッフに
新入門のメンバーと
首都大茶道部の一年生の二人が初参加!!
これも新しい芽吹きでした😀

茶道体験授業では
毎回、教わるのは私たちの方!

新しい発見がたくさんありましたし
終わらない質疑応答に感激しました
みなさん本当にありがとう

終わって学園に帰ってから
『お茶を習いたい』という子が
たくさん出たそうです

途中、飛び入りで教育委員会の視察があり
驚きましたが
授業に熱中していて
私はそれと気づかぬ程でした(笑)

吉森に、亡父の正人教授の血が色濃く重なりましたが、
私には、亡父(元はじめ先生)の霊が乗り移っていたように思います(笑)

二人の先生の御霊が降臨し、勝手に大いに楽しんでいた様な気がします
自分の言葉が自分の口から出ているのに
頭の中は真っ白な光に満ちていたので…

春は芽吹きの季節
弥生の意味を実感する日でした
フランス学園さま紅葉中学さま
そして美恵子先生
ありがとうございました