私は母のお腹の中にいる頃から
毎年夏は御代田(みよた)で過ごした
山荘から川を越えれば軽井沢町
林間を歩いて追分宿に出ると
厳選した桃だけを扱うお店があり
川中島の桃を土産に買うときは
心はずんだ
母から二粒もらった今年桃
全然足りずに買い足して
大人になったと自覚した
それでも母は川中島の桃を配る
自分が食べたくて
重いのを一生懸命買って来るのに
人の顔を見ると
分けずにいられない
川中島の桃は
母の愛の味(笑)
今が旬
完熟で薄い皮と
種しか残らない
そのままが一番ですが
ヨーグルトシリアルパフェにして
ブルーベリーやナッツも添えて
三千年の命伸ぶという
オーバートークはつまり
筆舌に尽くしがたい
有難い美味しさ
自然に感謝せずにいられない
(あ、間違えてる訳ではないです
今日は桃の日じゃなくて
菊の日ですが💧)
