星霜軒 来庵日記 師走5日

星霜軒 来庵日記 師走5日
来客来賓(品)多し

北海道の岩久鮎美さんから
美味しいじゃがいも「インカの目覚め」
が届きました!

10時からは素敵な大工さん
中山技研の中山崇さんに先日造作いただいた
織部床の追加工作をお願い

目立っていたスイッチを隠して
掛け花の釘に変えて頂きました
目の細かい秋田杉が美しい
さらに足元のコンセントは被せ蓋に!
カッコいい大工さんの仕事はカッコいい
大満足です
ありがとうございます
お父さん丹精の里芋、海老芋、甘柿
たくさんいただき早速、撮影(笑)
明日からのお芋ライフ…、違う、
くりひライフが大充実いたします
鮎美さんのインカの目覚めを
早速、蒸かしてみんなで試食
美味しいので中山家にお芋返しの手土産に
日日碗で一服して車で静岡へと帰られました

次の宅配は大きな木箱二つ
京都へ出張していた立礼棚のご帰還でした

夕方からはブラジルへの「水先案内人」さん
河合 美奈子さんが初来庵
スーツケースを引いてきて
数年越しの夢を語り
手を取り合って
夢の実現への確かな一歩を踏み出しました
自分を活かし生かされているねと
えにしの連鎖を語り
お汁粉と日日碗での一服をして
颯爽と新幹線で京都へお帰りに
会話に出てくる人の名前に
12年前のメキシコの記憶が次々甦りました

夜からは稽古
看々臘月尽の軸を拝しながらも
じっくり稽古に没入…

私はコトコト厨仕事
今朝いただいた黄金色の「インカの目覚め」
ホワイトシチューにしました

22時半 稽古終わって
深夜食堂に付き合ってくれた蛯名さん
聞けば稽古の前には
柿傳ギャラリーで
柴田一佐衛門さん池田巌さん
岡田宗凱さんとご一緒だったとか…

ご縁はぐるぐる巡り
地球の海流や風の道を見ているよう

女子大生に囲まれて嬉しそうな吉森の写真は
昨夜のヒトコマ来庵帳
首都大茶道研究会のコアメンバーと一緒に!
出張していた道具が帰ってきて
その鞄でまた次の役者たちが
引き取られて行きました(笑)
これだけ役立てば
道具道楽も善と為るでしょうか…

昨日のオークションの痛手も供養次第
皆様にまたどこかで活かして頂きましょう

毎日お人を迎える悦び
蹲は閉める暇なく
ルンバが室内を走る暇なく
人力倍速モードの掃除が続く

みるみるうちに臘月は尽きても
湧き起こる夢は尽きない
(お土産のお芋も尽きませんように)
有難い有難い (*´ェ`*)

深夜に〆の一服は
とっておき!の御干菓子
天皇陛下が小巻さまにくださった16弁の菊

メキシコで皇太子殿下にお声かけていただいた
あの茶席を思い出しながら
過去を振り返り未来を思う
それもまた、いましかできない夢想の立ち位置

あら、書いてるうちに「今日」が終わっていました(笑)