ご報告  ~東京キモノショー2018ひかりの茶会 その1~

~東京キモノショー2018ひかりの茶会 その1~

※内容は2018年5月3日の記事になります

スタートの日
「ひかりの茶会」の初日が無事終了しました
平日にも関わらず170名以上のお客様をお迎えしました

本日のテーマは「天」
女子力の高い席を目指した初日
ドビュッシーの名曲「アラベスク」に乗せてお届けしました

宇宙と地球と星の煌めき、命の輝きを物語りする「ひかりの茶会」
五日間、毎日室礼を変え、趣向も変えて展開します

あめ つち ほし そら…
満天の星空から流れ落ちる反物のいろと光の世界

天茶盤に風炉点前の今日は
ヘンリ・ミトワの火焔式土器に江戸期の車軸釜
大樋年男造の伸びやかな青空の水指
螺鈿薄器に銀の羽など…
お客様に縦横に時空を広々とたゆたっていただきました

お菓子はイチゴ餡入り、つくね芋そぼろに金箔をあしらった「天つ乙女」きんとん

「天女となり天空を舞う心持ちでお点前ください」のリクエストに社中も真剣に向き合ってくれました
ときどき、ハッとしたりウットリしたり…

また首都大現役生も混じってのお運び部隊は、初の試みでシンクロナイズド運びに挑戦!

私の妄想から始まる「天女の導線による実態なきアラベスク紋様」が、お客様の脳裏にしっかり描き出されたことに涙しました

無限の挑戦を許された「ひかりの茶会」
主催であるキモノの未来協議会と、キモノショー実行委員会に、この場(世界)を創造くださったこと、深く感謝いたします

これまでのご縁がここに終結する
年に一度のクロスロード

明日は、いよいよ、いよいよ、妄想中の妄想!
一日限りの「ボレロ茶会」です
絶対に見逃さないでください