立派なクツワムシ

師匠の稽古場から帰宅
星霜軒の玄関で待っていたのは
立派なクツワムシ

ガチャガチャガチャガチャクツワムシ、秋の夜長を鳴きとおす
ああ面白き虫の声

本当はお顔が見えてて、小さなお目目が可愛かったのですが
カメラを向けたら、眩しそうに影に顔を隠してしまいました

クツワムシはシャイ

寒くて、ジャケットを着てから
車を返しに出ましたが
まだ扉の脇に居ました

見られるのも嫌ではないみたい…
ただシャイなんですね

寒くなりました
部屋にいて薄手のウールを着て
靴下を履いていても肌寒い

さすがに暖房をつける気にはなれません…
だって昨日は稽古の一日中、エアコンを冷房でつけていたのですから

日本から空調要らずのシーズンがなくなるなんて悲しすぎて

鳴き通す虫たちのように
秋を名残惜しみながら味わいたい