忙中の閑の忙

忙中の閑の忙
茶友、三沢姫が星霜軒へ
大きな荷物を抱えていると思ったら、白いポインセチアをお誕生日にとくださいました
その名も、プリンセチアというそうです
何日か前から、様々なポインセチアを吟味してくださって、来るべくして来た一鉢
大事にいたします

チキンのトマト煮と、肉まん(笑)で遅ランチ
お茶ごとの企てを終えてまた一服

時間に終われながら、時間をくすぐり
じらすように暮らす…
そうでもしないと、また耳鳴りがしそう

吉森からのプチギフトも
早めに開けてしまいました(笑)
小さな小さなトルコ石
もちろん私の首に掛ける用ですが
プリンセチアさんにモデルさんになっていただき
キラリと揺れる瞬間を記念撮影

私の禊の色である
白とターコイズブルーに囲まれて
見ていると心が落ち着きます

お気に入りから目を離すと
またすぐに師走の心に引き戻されます

そう、ここ数年ずっと使っていた
ターコイズブルーの手帳ですが
来年は「茶道手帳」がワタシ色なんですね!
なので、実に何十年ぶりかですが
来年のスケジュールには
茶道手帳を使うことにいたしました(*^^*)

スケジュールの枠組みが変わることで
また少し暮らしに変化が現れるでしょうか?

ふと足を止めてシャッターを切った
二階の窓辺にたたずむ駱駝の香炉…
忙中の閑を絵にしたようなたたずまいで
いつも見ているのに
なんだか違って見えました

年賀状の仕事を抱えて切羽詰まる吉森
何頭の犬を描いたのでしょう?

母の稽古場に、水仙の花と観音像の軸
父の命日もやはりお茶をしている私たち
お茶が暮らしで供養でもあります

玄関脇の小さな室礼は
クリスマスツリーと民芸に水仙…
なんだかフフフと微笑ませる取り合わせ
その向こうには「皆の宗(衆)」の善光寺さんも
取り合わせから母が見えて来ます(笑)

少し過密過ぎる日々を自覚しつつ
つい昨年よりはだいぶマシ…と自分の気持ちに
蓋をしてしまいがちでした

昨年は度々ありましたが
しばらく離れて忘れていた激しい耳鳴りと
耳に水が入ったような音割れと反響…
今日、久々に襲われて
突発性難聴の軽い症状かも知れないなと
作業を中断して
ベルガモットの効いた
アイーダという名の紅茶をゆっくりゆっくり
口に含んで目を閉じました

冷静に経過観察し続けて
10分ちょっとで止みました
薄茶もいただきさらに深呼吸…

大事な警告シグナルを頂いたので
これも父の声かも知れないと
少しシフトダウンいたします(*^^*)

皆様もくれぐれもご自愛くださいませ