星霜軒好み(デザイン)の、薄器 六角堂

星霜軒好み(デザイン)の、薄器 六角堂、
できあがりました。

各地の六角堂の、御霊舎としての精神性に倣い、心を込めた一碗を成す為のお抹茶を鎮める器にしました。

敬愛する錆和紙(さびわし)作家、伊藤咲穂さんに素材を提供いただき、製作を紙工芸の後藤裕文さんにオーダーしました。

緑青色はいわずもがな、星霜軒のシンボルカラーですが、この色は、意外にも、赤より熱量の高い色だそうです。

透明な海の深さや、鉄に緑青が生える時間の経過を表す色、波長、それがターコイズブルー。

自分たちも、曇ることなく、深めていけますように、と祈る気持ちを形にいたしました。
心の底までも、この色になるまで、深く深く、幾星霜、お茶を続けて参ります。

本日から三越本店での呉服売り場で展示されています。
お手にとって見ていただけないのが残念ですが、トークセッションの日には、ショーケースを出てお見せできるかも知れません

~~以下、展示品紹介~~

展示品にはキャプションがないため、ご案内をこちらに書かせていただきます。

加藤艸山さんの茶杓。
楽浪古材(紀元前の朝鮮半島の文化都市の古財)とアワビを合わせたモノトーン
一本の中に植物と生物の行く末や
マットと艶が共存する陰陽茶杓

打田翠さんの茶碗。
アメリカ楽の白茶碗で、星霜軒では毎日使い込んでいるかわいい子!
こちらも手触りを実感してほしいのですが…
恐竜の卵か、はたまた自然石かと思わせる、有機と無機の間(あわい)が翠さんの不思議な魅力であり、宇宙を感じるところです

上柿元紀行さん(通称ジョー)の菓子切り
「風切り羽」のデザインで、金銀一対を飾りました
純銀製は青年部の記念に誂えた品で
金色は真鍮製の原型、手削りの一品をお譲りいただきました
向かい風、追い風、そよ風……
刻々と変わる風を瞬時に捉え、未来を切り開く翼(で和菓子を切る)というイメージです

二十代 谷村丹後さん(和北堂)の茶筅。
星霜軒ブルーのかがり糸で仕上げていただいた真数穂の茶筅も飾らせていただきました
本当に必要な茶道具は、これをおいて他にありえないと断言できるのが茶筅です
丹後茶筅は、手元の竹の細さが絶妙で「これでないと!💦」なのです
実際に振ってお茶を点ててみていただけないのがこれまた残念ですが、魔法遣いである私たちの大事な魔法の茶筅です

青い帛紗。
こちらは社中同門のアイコンです
いつも社中とともにある心持ちで、木下勝博さんとトークいたします!

同時展示の、くらもとまきさんのお道具も楽しみに拝見に参ります

もちろんメインは呉服です!
コーデの詳細は三越サイトに掲載いただいてます。