「一日一仏」普賢菩薩像

「一日一仏」
益田鈍翁旧蔵 普賢菩薩像 一幅 平安時代 絹本著色 より模写
ゆうのすけくん
僕も小学生のころ、なぜだか仏像が好きでした。
君の歳より、もう少しお兄さんになってからだったけど。だから仏画はゆうのすけくんの方が先輩です。
その頃、母に連れられて世田谷の近所のお寺に法話を聴きに行くことが度々ありました。
般若心経の空だけど空じゃないというのは、おなか一杯食べても、自然におなかが空っぽになるのと同じではないでしょうか。
いただいた野菜や木の実の生命が、絵になったり、お茶の点前になったりするのです。
お坊様に聞かれたら怒られてしまうかもしれませんが、僕はそういう意味だといいな、と思っています。