「星霜軒一日二碗」其の二

「星霜軒一日二碗」其の二
江戸時代の楽がやって来た。
数の七碗、侘び茶人の手捏ねが一碗。
すべて赤である。
その道具を誰が注文し、あるいは自らつくり、誰が使い、誰に伝え、いま星霜軒にあるのか?
限られた情報から道具の正体や歴史を想像し、こうであるに違いないと確信的推測を持ったり、こうだったらいいなという希望的観測も含めて物語を仕立ててゆく過程を、星霜軒では「お茶会探偵」と呼んでいる。
さて、この楽茶碗の中でどれがとどれが冒頭に触れた茶碗でしょうか( -_・)?