星霜抄 ~時鳥は不如帰~ 来ました、不如帰(ホトトギス)今朝から栗平で鳴いています 喉を切らし血を吐いたかとみまごうような紅い口… 古の歌人の畏敬を誘い魅了した狂おしい恋の叫び それは自然な命の営みです 遠く遠くインドか […]
日常
袋師の方から外包みを頂きました

茶事にお招きした袋師の方から手撚りの糸を手織りした木綿を手染めして仕立てた外包みを頂きました 身に余るお品で本当に嬉しく幸せになりました あまりの手触りの優しさに右脳が遠い記憶の鍵を開けファミリア製のおくるみを着て両親に […]
星霜抄 ~他人の空似~

星霜抄 ~他人の空似~ 一片種の黒大蒜を貰った開けてびっくり見てびっくり 我が家のお宝にそっくりである他人の空似というにしても両者の間柄は他人というか他界 写真の三粒は黒ニンニクですうち二粒は… 化石です モササウルスの […]
星霜抄 ~桜満開の頃~

星霜抄 ~桜満開の頃~ 靖子母から如月の頃に譲られた染めの夜桜の帯… 仕舞い込まずに日々絞めつつ桜の花を待っていました さくらは待った分だけ嬉しく余韻も深まります 黒地に描かれた桜をようく見ると蕊に小さく明るい緑色…素晴 […]
星霜抄 ~家に在り 花に感謝~

星霜抄 ~家に在り 花に感謝~ 第63回目の月釜春屋宗園の言葉茶会を終えて ご来庵ありがとうございました傳理荘(オンライン)は大勢をお招きできてあたかも維摩の方丈を想わせる(笑) お礼の気持ちをまとめる間なくたくさんの感 […]
星霜抄 ~令和四年 節分 立春~

星霜抄 ~令和四年 節分 立春~ 一年に四度ある節分のうち春の節分が追儺の行事として今も残るのは実感による所…人が自然の一部であることを強く感じる 節分の数日前から日に日に空気が美味しくなってきた水をたくさん含んでいて蒸 […]